176.地獄体験
「ボカシ・オイル」という言葉を聞いたことがあります?
昨年(2007)くらいから町々を売り歩くのを見かけます。ヤクルトおばさんならぬボカシおじさん。
もちろん薬局やスーパーにも置いています。
ボカシを作っている会社パッオレスPak Oles
創業者が日本で学んだ知識・技術をもとにバリで開発した製品だそうで、工場をぜひとも見学!
先年のコカコーラ工場見学断念の二の舞にならぬよう、今年は事前に許可をもらおうと
旅行代理店に依頼しました。
いろいろ手を尽くしていただいたのですが、外国人には工場は見せない。インドネシア人ならOKだと。
残念
代わりにというわけではないですが、パッオレスが経営するちょっと変わった街スパがあると。
いろいろな人が体験記をアップしているので検索すればすぐ見つけられます。
場所は空港とサヌールの中間で、移転(2008/6)してきたばかりで新しくきれいです。
小ざっぱりしてますが地味~~
カウンターの上と前(覗きこんでいる)に製品が並んでいます。
受付もごく普通~
もっとヘンテコリンで刺激的なのを予想してましたが。
よ~く考えると、この会社がそんなケッタイな店にするわけないか。
いろんな製品が並んでいます。ボカシ・オイルMINYAK OLES BOKASHIは左段左から4つ目
下の段は塗る薬、上の段は飲む薬のようです(蜂蜜も並んでいます)。
こちらはEM4といいまして...その先は知りません。何の製品だか?
多分、発酵のタネだと思うのですが、自分で発酵させるわけじゃないので調べてません。
ここUsada Pak Olesの売りは「オガクズ発酵風呂」 砂風呂みたいに埋められるのです。
ニーチャンが鍬で浅く掘り、そこに寝ると上から掘ったオガクズをかぶせます。
使用前 使用後
オガクズの表面は何でもないのですが、掘った中のほうはケッコウ熱いです。
埋まっていると背中・お尻がスゴク熱く、胸・お腹はそれほどではありません。
サウナのように汗がどんどん出てくるのがわかります。
顔の汗をニーチャンがときどき拭いてくれるのですが。
料金は30分で70000RP、ですが家内は15分でギブアップしました。
僕はヤセ我慢して20分。
損をした気分はないです。サッパリして十分に満足です。
ただ、毎回行くか?と聞かれると「話題のため経験するにはオススメ」
くれぐれも、健康な状態で行って下さいな。体調の悪いときはイケマセン。
それと1人で行くのもいけません。ニーチャンが見張っていてくれますが
突然どうなるかわからないので、2人以上で互いに声をかけあいましょう。
安心のためと気をまぎらすためです。ひたすらガマンするのは精神衛生上よくないです。