167.ウブドのワルン その4
今回もワルンとはいえないですが、新しい店があったので探検してみました。
その名は「タマン・カレー」いい響きです。写真左端の手すりの店です。
近くに「タマン・ワルン」があるので間違わないように。



大通りに面して(ラヤ・ウブド通りとサンダッ通りの角)
道路より1段高いのと向こう側に店がないので気持ちいいです。
角のワルンも同じ経営者のような気がします。


席に座るとこの通り眺めがいいです。
向かい側には夕方になるとサテ屋が店開きします。繁盛してます。
その後ろの階段の上にはバドミントン・コートがあります。


店の一角には大きな絵が飾ってあります。
それもそのはず、以前はギャラリだったそうで、経営者は今も描いています。
実は、迎えの車を宿に頼んだのですが30分たっても来ないので
そのオヤジ(経営者)にもう一度電話してくれない?と頼んだら
自分で電話してみてくれる?と自信なさそうな返事。
電話機は店の裏に出てから別棟の部屋に入り(そこがアトリエになってました)
そこにある電話には鍵がかかっていて外さないと番号を押せません。
外してもらってボタンを押すのですが、何度やってもつながらないのです。
5回くらいやってオヤジに「あんた押してみてよ」
3回やってようやくつながりました。受話器を僕に押し付けて「お前シャベレ」
ホテルのフロントが出てきて、事情を話すと運転手君は近くの似た名前の店に行って
僕がいないから途方にくれていたと。
オヤジに「ここの場所はどう説明したらいい?」と聞くと
「インターネット3000の横」だそうです。
これで一件落着。5分後に無事迎えが現れました。
いかつい顔のオヤジ(ハダシで店の前をウロウロするし、シャツをめくって
出張った腹をボリボリかくし、とても画家には見えません)ですが
小心者でいい人です。(ケナス言葉のほうが多いなあ、ゴメン)



僕の注文したのはナンカ・カレー(ジャック・フルーツ)
そうです、あの味(におい)です。慣れない人はダメかも。


家内はチキン・カレー
こちらはごく普通の味でした。2つとも辛くないです。
カレー2つとビンタン小瓶1本、ジンジャーティで合計55000RPでした。


向かいのサテ屋は忙しそう。


暗くなるとランプの明かり。