6.バリ/トパティTohpatiのバティッ店
デンパサールへ買い物に行った帰りの道路ぞいにあるバティッ屋に行きました。敷地は広く観光バスが3~4台は入れ、店さきの屋根だけのスペースには女工さん(古いナ)が染め付け3人、機織り1人、縫い子10人くらいが作業しながらしゃべっていました。店の案内のオバサンが英語でいろいろ説明してくれ、そのあと当然ながら店内にはいると、ほとんど吊るしのバティッばかりです。これではジャカルタの方がたくさん並んでいるな。安いのはプリントものでそれなりに、高い吊るしものは買う気がしないし、とウロウロしているとサロンでいい柄が1枚ありました。値段は100万RPとエラク高いので交渉し90万RPで仕立て・ホテルまでお届けということで決まりました。明日夜には帰るので明日午前中にとどけてネとお願いしてホテルの名刺を渡しました。ジャカルタなら50万で買う自信あるんだけどな。支払いしていると、店のオネーサンがサービスに横の冷蔵庫にはいっているコカコーラを勝手にとって飲めと言ってくれました。うん、チャンと冷えている。ヒマしてるオバサンに聞くと結構なお客さんが来るそうで、日本人・韓国人・台湾人・西洋人などだそうです。私がいた30分ほどの間に3組の客がきてその1組みは日本人でした。サロンの巻き方を教えてもらったのですが、コツがいりますね、腰で余らせて結ぶやりかたに。何回か練習しないとカッコヨクならずダラシナイ仕上がりになりました。サロンはあきらめてスカートに仕立てることにし、デザインサンプルを見せてもらうと、何とたった3種類しかなく、そのうち1種類はサロン生地では幅が足りないと。やはり生地を買って仕立て屋に持ちこんでサイズ・デザインともにオーダーというのが安くて一番気に入るのができるんですが、さすがにここバリでは時間がなかったのでできませんでした。さて、翌日の朝キチンと届けられたとバトラーさんから電話があり、じゃあチェックアウトのときに受け取るから預かっていて、とお願いしました。帰りの車の中で包みをあけると、布の小袋にオーダー通りのスカートが入っていてさらにオマケにあまった生地をハンカチ2枚にしてくれていました。こういうちょっとした気遣いがうれしいですね。高いけど不満はありません。
店名 Bali Bidadari Batik
場所 Jl Raya Supratman 343, Tohpati
電話 0361-462-798