今まで読んだ(見た)本の中から面白かったものを紹介します。 オジィの自慢をご容赦下さい。
表紙写真・解説など、ただ今準備中。けっこう面倒なのですこしづつ増やします。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
 題名 著者
出版社
定価
出版年
概要コメント
[旅行]
 OAG Excutive
Flight Guide
(Asia Pacific)
---
www.oag-jp.com
1743円
世界のフライト時刻表
全世界版 12600円
北米・中南米・アジア太平洋など
  1890円
半年ごとに出版(地域ごと)なので毎回買うと高くつく。経由便を探すのに大変便利 紀伊国屋の洋書売り場で購入
 SLH Directory---
www.slh.com
8$
Small Luxury Hotels
小さくても豪華なホテルグループのガイドブック
一般のガイドブックでは見つけにくいホテル。以前に泊まった時に貰いました。今は眺めるだけ~。HPで見ることができます。
 Indonesia
Travel Atlas
---
Periplus
14.95$
インドネシア全土の旅行用英文地図買ったけど利用してないなあ
 Bali 2006
Street Atlas
---
Periplus
16.95$
バリ島全土の旅行用英文地図2006年といいながら実際はもっと古いデータのままだったり、デタラメだったり。間違い探しにはもってこいです。索引がいまひとつです
 マップルのおまけ地図昭文社
905円
2003年
  バリに行く前初めて買ったのがこの地図でした
 マップルのおまけ地図昭文社
1000円
2005年
  地図と○○は新しいのに限ります。道路が見えなくなるほど店の名前が増えました
 ルルブのおまけ地図JTB
1000円
2007年
  新しいのに限ると買ったのに地図が白々しいです。マップルの勝ち!
ジャカルタ地図1996年 ジャカルタのデパート内書店で買いました。広げると畳1枚くらいあり、出張ホテルの壁に張り付けて眺めてました。通り名から探す索引がついていて便利
高雄市街地圖  高雄空港で買いました。どこにでもある市街図です
高雄縣地圖  高雄市のまわりがどうなっているのか知りたくなりました
。。 台灣區縣市郷鎮地圖  高雄市内の書店(名前が思い出せない。敦煌書局だったか)で買いました。出版が民国85年ですから10年以上も前になります
。。 旅の会話集11
バリ島の旅必携
地球の歩き方
ダイヤモンド社
1180円
1994
簡単な場面ごとの会話集+辞書ジャカルタ事務所にころがっていたのを勝手にイタダキました。以来何と10年以上も使っています(でも覚えられな~い)
 バリ島極楽チャンプル2ソニーマガジンズ
1500円
2007
バリ島を食べつくす
庶民の食べる安い店
レストラン紹介本は多いですがこの本には安い安い店ばかりをこれでもかというくらい
以下は単なるリストハッピーバリ双葉社
1500円
2000
女の子による女の子のための街歩きガイド2006年版あり1680円
 アジアの迷宮 奇妙奇天烈雑貨づくしJTB
1600円
2003
これはかなりキテル アジアお買い物情報 
 無敵のバリアスペクト
1500円
2004
ナチュラルハイの2人組が神秘の島を大冒険 
 アジアンリゾート・マニュアル小学館
1200円
2000
快適・極楽に過ごすための超現実的アジアンリゾーツ探検本 
 バリ島で遊ぶトラベルジャーナル
1200円
ロコグルメ・夜遊び・ギャラリー巡り・・・ノーハウ満載 
 バリ島の心地よいホテル平凡社
1524円
1999
高級リゾートホテルの写真集 
 地球の歩き方 バリ島ダイアモンド社
1680円
2006
  
[写真・画集]
Spirit of WoodFarish A.Noor
Periplus
$45
2003
北マレーシア(タイ国境)の木工芸と木彫特にクリスの柄がおもしろいです。ウブドの書店Periplusで購入
 Barbara
clair de nuit
Jerome Garcin
Editions de La Martiniere
250FF
1999
シャンソン歌手故バルバラの写真集出張帰りのドゴール空港の書店でみつけ衝動買い。LP時代によく聞いたものです。残念ながらフランス語なのでほとんど読めません(泣)
 マンウォッチング
人間の行動学
デズモンド・モリス
小学館
4800円
1980
意識的あるいは無意識的な行動の意味をさぐるOKサインはどこの国でもOKの意味か?首を縦にふるのは同意の意味か?
 Tropical Fruit of IndonesiaDesond Tate
Archipelago Press
値段不明
インドネシアの熱帯果樹図鑑
写真ではなく挿絵
果樹図鑑なのになぜか果樹を使ったデザートレシピも。食べるのが唯一の趣味の僕には大事な本です
 台湾原住民文化(一)鄭元慶
光華書院
台湾原住民の現在の文化を知る上で貴重な写真集英語併記なのでかろうじて内容が理解できました。台湾人の複雑な状況は観光旅行の日本人には残念ながら理解できないでしょう。
 ノーム監訳遠藤周作
サンリオ
3800円
1979
 子どもの絵本を探していて見つけ結局自分の本になりました
 秘密のノーム監訳遠藤周作
サンリオ
4800円
1983
  
 わが友ノームサンリオ
1700円
1996
シリーズ最終作 
 源平武田秀雄
求龍堂
2500円
1985
源平の戦をモチーフとした衝撃的画集 
  Rose, cest ParisBettina Rheims
Taschen
17390円
2011
写真集と動画DVD衝撃の写真集です。お子様はダメ
ヘルムート・ニュートンを思い出します
[歴史]
 クラカトアの大噴火
世界の歴史を動かした火山
サイモン・ウインチェスター
早川書房
2800円
数々の資料にもとづいて大噴火の状況を明らかにする 
 日本軍の小失敗の研究三野正洋
光人社
1800円
1995年
現代に生かせる太平洋戦争の教訓ちょっと意外な視点
人口2倍・戦力2倍・生産力20倍の大国と戦争すれば負けるのは当然。こんな原因論からは何も生かせない。
 海の都の物語
続海の都の物語
塩野七生
中央公論社
1800+2200円
1980
ベネツィア共和国の1000年 
 全国アホバカ分布考松本修
太田出版
1800円
1993
アホとバカの地図上の境目はどこか?探偵ナイトスクープ(大阪ローカル番組)での視聴者の疑問からこの本が生まれました。クダラナイ時のほうが多いのですがそれでも目が離せません。自分でもバカダナ~
 台湾を愛した日本人
八田與一の生涯
古川勝三
青葉図書
1900円
2000
不毛の大地に東洋一のダムと水路を造り台湾最大の穀倉地帯に変えた土木技師の生涯敗戦直後台湾に数多くあった日本の銅像はことごとく撤去された。八田與一の銅像を除いて。 5月8日の命日には今も追悼式が行われる
 マサダイガエル・ヘディン
山本書店
4200円
1975
ヘロデス王の宮殿と熱心党最後の拠点山本書店の本には当たり外れがあります。もっとよい本が他社にある場合も
 なにわ・大阪文化遺産学叢書14
大阪天満宮
 幕末から明治の大阪天満宮の動きかつての神社社家とはどういうものであったか想像できます
天満宮神主一族の系図があるので入手しました
 日月潭水力電氣工事誌台湾電力株式会社
非売品
日月潭水力発電所の建設記録ダム・発電所だけでなく送電網まで含む大プロジェクト
刊行前の委員会検討用書類を偶然入手
最終版は台湾公文書館にあるはず
[建築]
 建物が壊れる理由   
 中華中毒   
 Das Bauernhaus in
Osterreich-Ungarn
Curt Vincentz Verlag
価格不明
オーストリアの伝統家屋のスケッチ集。A3サイズ70葉のエッチング何を思って買ったのか自分でも不思議です。シリーズでドイツ版とスイス版もあるのですが、さすがに買えませ~ん
[科学]
 基礎工学セミナー高橋利衛
現代数学社
3800円
1970年頃の大学教育の状況を彷彿とさせる「ラーガ風方法序説」は月刊数学セミナーで楽しんだものです。森毅先生がまだ元気だった頃
 オイラーの贈り物吉田武
海鳴社
3000円
人類の至宝「オイラーの公式」を楽しむ 
 数学における発見はいかになされるかジョージ・ポリア
丸善
700円
「私は推測を学ぶのにとても簡単な方法があるとは信じません。推論は実際的技能であり模倣と練習によって学ばれます」こういう勉強のやりかたを若い頃に習っておればなあ...
 ワンダフルライフスティーブン・グールド
ハヤカワ文庫
940円
2000
奇妙奇天烈な化石動物たちが明かす進化の気宇壮大な物語先カンブリア期の生物がこんなにも不思議だったとは思いもしませんでした
 生物ミステリーシリーズ1
エディアカラ紀・カンブリア紀の生物
土屋健
技術評論社
2680円+税
2013
魅惑的な古生物たちの世界。シリーズ1作目は「エディアカラ紀・カンブリア紀の生物」故スティーヴィン・ジェイ・グールドの名作『ワンダフル・ライフ』で紹介されたカンブリア紀,その前の時代であるエディアカラ紀生物群,そしてさらにその前の謎多き時代に着目します。
『ワンダフル・ライフ』の刊行から20年余,カンブリア紀の姿がどのように“変化”したのか,本書でぜひご一読下さい。
 アフターマンドゥーガル・ディクソン
ダイアモンド社
 
2004
5000万年後人類が消えた地球 
 the FUTURE is WILD ドゥーガル・ディクソン
ダイアモンド社
2400+税
2004
2億年後の地球!人類が消えた世界そして驚異の生物たち 
[コンピュータ]
 Programmers Guide to
The IBM PC&PS/2
Peter Norton
翔泳社
5200円
IBMの名機用のプログラミングの必読書PCの能力を限界まで使うにはこの本が王道でした。この本とアセンブラ言語の文法書でソフト開発をしていました。当時はDOS全盛でWindowsで使えるソフトはまだなかった。Windowsになってから僕はソフト開発から手を引きました。
 PC Wave(雑誌)電波実験社
1000円
1998/5
DOS/Vかく戦えり
日本のパソコン10年史
僕がパソコンにのめりこんでた時期に読んでいた4冊の1つです。どれも廃刊になってますが。独自の内部構造をもった機種でないと日本語表示ができなかった時代に、ソフトで表示できるようにするのが画期的と言われたのが DOS/Vで、主流がWindowsになってこの雑誌が終わりました。
 PC World(雑誌)IDG これも廃刊になりました。なぜかバックナンバーをすべて処分してしまいました。確か、日本で始めてBBSを始めたのがこの雑誌でした。
 PC フォーラム(雑誌)大陸書房
1800円
1992
DOS5.0とDOS/V活用法この雑誌(確か年に4回発行)も廃刊になりました。DOS/V全盛期の香りがします。市販ソフトの紹介「一太郎」「123」が懐かしい名前です。DOSはその後v-7まであったと思いますが、僕はその後もDR-DOSに乗り換えたのを覚えています(変人ですから)。DR-DOSはその後Novell-DOS、Caldera-DOSを経由して現在は元の名前DR-DOSで生き残っています。
 OS/2 World(雑誌)IDG
1580円
1997
OS/2Warpをスミからスミまで活用するこの季刊雑誌も廃刊です。今となってはOS/2というOSがあったのを知る人はほとんどいないでしょう。当時でもごく少数派でしたから。会社のパソコンにどういうわけかOS/2を使った機種があり、その信頼性の高さ(何しろ景気のいい頃のIBMの製品でしたから)から自宅でも使ってました。アプリケーションの少なさから使う機会は減っていきました。OS/2が当時はATMなどの金融端末に入っていたのはほとんど知られていないでしょう。OS/2そのものは2006年でサポート打ち切りになりました。
 4DOS
本ではなくソフトですが
JP SoftwareDOS command.comの上位互換ソフトDOS4時代から使ってました。機能ははるかに豊富で使い始めると止められません。開発元はサポートを中止し現在はv7.5でフリーソフトになっています。さらに正式に開発を続ける個人がおられて現在はv7.58(2007/10現在)
 PowerDesk
本ではなくソフトですが
VCom SoftwareFile managerの上位互換ソフトWindowsについてくる[エクスプローラ]はイマイチなので僕はずっとPower Deskを使っています。メニューは英語だけど機能には満足してます。もうすこし安くならないかなあ(40$)
 WZエディタヴィレッジセンターVZエディタのWindows版後継金持ちはMifes、貧乏人はVZを使うのが定番
繁体字などを使うためWindows標準notepadを使うようになりました
 Turbo PascalBorland
どこで買った?
8ビット機時代からあるPascalコンパイラコンパイルが高速で出力コードが小さくて言うことなしだった。
WindowsになってBorland PascalからDelphiまでおつきあいしたけど
結局Objectプログラミングは習得せず。
 CAEFEM
本ではなくソフトですが
Concurrent Analisys 会社のメインコンピュータではNastranを使っていたがPCで使える安価な構造解析ソフトはこれが一番だった。プリポストにはFEMAPがついて。しかしFEMAPが余りに有名になりすぎ、さらにNX Nastranを持つSiemensがFEMAPを吸収してしまい、Concurrentはプリポストを自社開発せざるをえなくなった。おかげでCaefemが高くなってしまった。
[料理]
 アジア食文化紀行
バリ料理
   
 イタリア料理のすべてマリア・タリエンティ
三洋出版貿易
2500円
1973
辻調理師学校が翻訳した本50年経っても覚えている料理があります。
 トウガラシの文化誌アマール・ナージ
晶文社
1997
 辛さの単位があることをこの本で知りました。
 かんたん・おいしい点心游純雄・王志雄
池田書店
1300円
1998年
台湾のプロが教える軽食・おやつ自分で作って台湾人のコックさんに味見してもらったら葱花捲は好評でしたが、銀糸捲はダメでした。難しいなあ
 台灣風味小吃李梅仙
躍昇文化事業有限公司
320NT
1998年
台湾の地方美食80種鴨舌なんて料理は日本の料理本には出てきませんが、酒の肴にいけます。
[小説]
 隋唐演義(4巻)田中芳樹訳
徳間書店
1600円
1995
  
 スターメイカーオラフ・ステープルドン
国書刊行会
3000円
1991
宇宙の発生から滅亡までを壮大なイマジネーションで描く。哲学者の書くSF原作は何と1937年なのに古臭くはないです。国書刊行会からはいろいろ不思議な出版があります。「ルバイヤット」「アカシヤ年代記」など
 青空の卵坂木司
創元推理文庫
743円
名探偵はひきこもり(3部作の第1巻)この3冊はよかったんだが
 一夢庵風流記隆慶一郎
新潮文庫
640円
1995
前田慶次郎利益の生き様を描く時代小説たしかTVドラマ化されたはずですが見ていません
 菫色のANUS稲垣足穂
芸術生活社
1500円
1972
菫色とはいったい何を意味するか?蘇芳色の「ぼく何も知らないの」に対して、菫色は「知っている」ことのサインであろう。 
 人間の風景高田博厚
朝日新聞社
1300円
1972
高田博厚芸術ノート彫刻家とは知らずにこの本を買っちゃいました
[ノンフィクション]
 山と探検今西錦司
文芸春秋
1970年
今西進化論はここから始まる 
運命の長女
スカルノの長女メガワティの半生
   
 男たちへ (フツウの男をフツウでない男にするための54章)塩野七生
文芸春秋社
1540円
1989
辛辣にして優雅、ユーモラスで毒がある「男性改造講座」 
 アブナイ飛行機が
今日も飛んでいる
   
 Icon:Steve Jobs
スティーブ・ジョブズ
  ジョブズよりウォズニアクのほうが僕は好き
 無想庵物語「Cocu」のなげき竹林無想庵
記録文化社
2700円
1972年
 箱絵:有島生馬、序文:谷崎潤一郎 というだけでこの本のすごさがわかりますか?
 アイヌの碑萱野茂
朝日文庫
470円
1995
アイヌの著者がどう生きてきたかアイヌ文化を守る法律制定のために政治家となった著者。僕の恩師がその著者からいただいた本がいつのまにか手元に。
2人とも故人になりました。
 アジアのミラクルパンチ   
 飛行機のスタイリング佐貫亦男
グリーンアロー出版
2400円
1997
ライト兄弟の飛行機から現代のステルス機までのデザインを考えるヘ~こんな飛行機があったんだ! 乗ってみたいと思う飛行機がゾロゾロ
 そんな謝罪では会社があぶない田中辰巳
文春文庫
524円
2006
企業危機管理のプロが教える究極のお詫び術雪印乳業のバカ社長の例はTVで印象的でした
[実用書]
  
 
   
[分類不能]
(とりあえずここへ)
 奇想天外兵器   
 放送禁止歌森達也
知恵の森文庫
648円
2003年
赤い鳥「武田の子守唄」をあなたは聞いたことがありますか?大学生の頃よく聞いたこの歌がいつのまにかTVで聞くこともなくなっていたのをこの本で気がつきました。なぜ?
 私は誰に
なっていくの?
クリスティーン・ボーデン
かもがわ出版
2003年
2000円
「アルツハイマー病者からみた世界」世界でも数少ない認知症の人が書いた本NHKで著者が出演している番組を見てようやくその世界の一端にふれた気がしました。叔母が認知症になってもそれほどショックを受けなかったのは著者のおかげです
Christine Brydenが正しい名前。1949年生まれ